元浪曲師の木村友衛さん 2月28日、約40年ぶりの浅草木馬亭 初心に返り歌う「浪花節だよ〜♪」
浪曲の定席「浅草木馬亭」（東京都台東区浅草二）で6歳の時に初舞台を踏み、27歳で歌手に転向後「浪花節だよ人生は」がヒットした木村友衛さん（８２）が2月28日、約40年ぶりに木馬亭の舞台に立つ。
浪曲師の両親と共に公演で地方を回る幼少期を経て山形県から上京し、1967年に歌手デビュー。75年に浪曲師木村友衛の名を継いでからは歌謡曲と浪曲の両方で活動。だが、81年に「浪花節〜」を発売後は歌謡曲一本に絞った。今回のコンサートでは同曲など数曲を歌う。「浅草で初心に返り、もう一度頑張りたい」と意気込む。
コンサートを企画した一般社団法人全日本芸能協会の一澪（いちれい）かずや理事長（７１）と、出演者の一人で物まね芸人の野口寅次郎さん（７２）は「シニアを元気づける舞台」とＰＲする。午後1時20分、同5時20分の2回。フラダンス、神楽舞などもある。入場料4,000円。問い合わせは一澪さん＝電 090（3512）1916＝へ。（小形佳奈）